アヒルと琥珀

なんとなーくでいきてるひとがたまに書いてます。

25th Anniversary MISIA THE GREAT HOPE 大阪城ホール公演を見て

 喜びと幸せが溢れるライブだった。25th Anniversary MISIA THE GREAT HOPE大阪城ホール公演で3年ぶりにMISIAのライブでの声出しができるようになった。このツアーを見るのは6回目だが、私がMISIAのライブに行くようになったのが2020年9月からのため声出しができるライブに参加するのは初めてだった。

 前日のライブではライブの最後で恐る恐る声を出す観客が多かったようだが、この日は違った。MISIAも序盤から観客を煽り、5曲目の「INTO THE LIGHT」で金テープが客席に降り注いだときには歓声が会場中に響き渡った。その後もMISIAの名前を呼ぶ人や、歌を口ずさむ人など思い思いにライブを楽しむ人が多かった。私も声を抑えずに楽しんだ。そしてMISIAもいつも以上に笑顔で楽しんでいるように見えた。もちろんこれまでのライブのMISIAも圧倒的であった。しかし、それ以上に楽しさが身体中から溢れ出ているようなのだ。先日放送されたSONGSで「観客のパワーに後押しされている」と言っていたのだが、声援というパワーが彼女を突き動かしているように見えた。3年ぶりの声援を体いっぱいに吸い込んで歌声や振る舞いで放出していた。本当に美しかった。

 アンコールでの「つつみこむように」では、MISIAが観客に向かってマイクを向けた。私もサビの部分を歌っていたら涙が出てきた。この3年間声を出さないように、感情を抑えながらライブを見てきた。やっと声を出せて心がいっぱいになってしまったから、そしてMISIAが今まで以上に楽しそうにライブをしていることが嬉しかったからだろう。好きなアーティストが楽しそうに過ごしてくれることがファンにとっては何よりも1番幸せなのだ。2月から25周年が始まるMISIA。10月には東大寺のライブも決まっている。この1年、いやこれからのMISIAはどんなライブを見せてくれるのだろうか。期待で胸が膨らんでいる。