アヒルと琥珀

なんとなーくでいきてるひとがたまに書いてます。

新型コロナウイルス感染症になった その5

色々ですぎた5日目と眠り姫の6日目

前回の話

自業自得な体調不良に振り回される2日間。

9月4日6時半〜

起床と共に体温を測る。そしてお腹がゴロゴロするためお手洗いへ。よく出るお茶は本当によく出るようになるらしい。これは脱水する!と思い、水を多めに飲む。そして2度寝。ご飯を取りに行き、食べる。またお腹がゴロゴロする。お手洗いに行く。水を飲む。

9月4日9時半〜

リングフィットのながらモードを使いながら、光のお父さんという映画を見る。吉田鋼太郎さんが好きなので、見ながら笑ってしまった。お腹は相変わらずゴロゴロしていてたまにお手洗いに行く。ゲームでここまで人と仲良くなれることに羨ましさを感じる。いいなぁ…と思ってしまう。そもそもRPGをあまりやらないタイプのため私の人生ではこんなことは起こらないだろうなと思って少しだけ悲しくなる。
お昼ご飯を取りに行き、食べる。やっぱりお腹はゴロゴロする。健康に出る人が飲んではいけないものだった…。本当に出ない時に使うものだ…となる。
もう調子が悪すぎるので早々にお昼寝モードに入る。

9月4日15時〜

目覚める。お腹のゴロゴロは落ち着いたようである。そして、ふとホテル療養の中で不安になったり緊張したりしても引きずることが少なくなったことに気がつく。適応障害になり、ほぼ同時に家族が入院手術となり、適応障害を起因とした部署異動をしてと怒涛の1ヶ月半を過ごしていたなと思った。実は医者にかかった時もちょっと休んだ方が…診断書は書くよと言われていた中でも働き続けていた。騙し騙しやっていたところはあって、いつ自分が壊れてしまうか怖かった。コロナに罹ってしまったということは不運だが、部署ごと休みになったため自分だけが仕事をしていないという罪悪感に苛まれることなく休めていたことに気がついた。だからこそ心も回復できているのだと思った。この休みは私が心も体も休むための休みだとここで納得した。あと2日思い切り休もうと思えた。


9月4日17時半〜

久しぶりに笑点を見る。大喜利の助っ人が女性の落語家さんで存じ上げない方だなと思っていたが、真打昇進に伴って名前が変わっていたことを知る。大喜利に女性がいるとなんだかぱっと画面が華やぐなと思った。そして回答者のおじいさま方の元気さに圧倒されてしまった。なんであの人たちあんなに元気なんだ。少なくとも今の私より木久扇師匠の方がよっぽど元気そうである。
笑点が終わるとご飯の時間である。フリーズドライなめこのお味噌汁は侮っていたが、想像以上に美味しかった。温かいご飯とお味噌汁さえあればわたしはどこでも生きていけるのかもしれないとなる。

9月4日20時〜

リングフィットとフィットボクシングをやる。リングフィットは強い技を手に入れてセットしてやってみると筋肉にとても効く。お腹がゴリゴリなる。筋肉が鍛えられてる気がした。それに比べるとフィットボクシングは有酸素運動なので楽しく汗をかけていた。どちらも楽しいなとなった。
お風呂に入り療養期間終了日が見えてきたため、下着類のみ洗濯をする。最初の頃と比べたら洗濯も手際が良くなりささっと終わらせられるようになって感動した。
情熱大陸を見て、カレーが食べたくなる。療養期間が終わったら食べるんだと思う。
そんなこんなで眠りにつく。

9月5日8時〜

検温は眠たい中したが、気が付いたら8時だった。寝坊である。朝ご飯を慌てて取りに行く。ギリギリセーフだった。朝ごはん抜きは嫌だ。
朝ご飯を食べるととても眠たく眠る。
眠っていたらまた放送が流れて昼になっていた。早い。
昼ごはんを食べる。美味しい。まだお腹が空いていたので、アメニティーと一緒に置いてあるカップ焼きそばをもらっていたのでそれも食べる。寝ていてカロリー消費をしていない割にお腹が空くのが不思議だったが、空いているものは仕方がないのでペロリと完食する。
完食したら眠たくなってきたのでまた眠る。

9月5日16時〜

いくらなんでもねすぎな気がしたがこの時間まで起きられなかった。検温をしてゴロゴロとする。ながらモードで遊びながら、VODの探偵ナイトスクープを見る。トランペットの話でめちゃくちゃ笑う。私は借りていたものがあったのに借りた相手がこの世からいなくなってしまったということがあったので返せてよかったねと最後にはほっこりする。
そんなことをしているうちに夕食の時間になる。モゴモゴと食べながら一生住めるかもしれないと本気で思い始める。明後日の朝には追い出されることを考えて若干落ち込む。快適すぎるのだ。

9月5日20時〜

リングフィットとフィットボクシングタイム。リングフィットが楽しくなってきて日に日にプレイ時間が長くなる。そんなに体力も落ちてない気がする。フィットボクシングで汗を流して、お風呂に入る。入浴剤の減りようを見て日数が経っていることを感じた。あと2回寝たら帰るのだと思うとなんだかあっという間の日々だった気がする。

9月5日24時〜

当然ながら眠れない。しかしここで生活リズムが狂うと仕事に差し障りが出てくるため、睡眠薬を飲んで眠る。結果14時間寝ていた6日目である。