アヒルと琥珀

なんとなーくでいきてるひとがたまに書いてます。

新型コロナウイルス感染症になった その1


とうとう来たよね。

夏の終わりにとうとう流行病にかかってしまった。2年半で流行に乗ってしまった。今回はその経緯とホテル療養について書いていきたい。
 

8月28日早朝

喉が痛くて目が覚める。だいたいこういう目覚め方をすると体調が悪くなることを私は知っていた。あぁ、風邪ひいたかな…この週末はゆっくりしようと思いながらもう一度眠りに落ちた。


8月28日昼

喉が痛い。いがいがする。身体もぽかぽかとしだした。そんな時に職場のグループラインが動く。
先輩が発熱し、咳をしていた先輩の子供が陽性とのこと。

終わった

9割方私も終わったと思って、体温を測る。
36.8度
普段なかなか36.5度を上回らない私、ここで家族から距離を置き始める。



8月28日夕方

どんどん体がぽかぽかとしだす。
うん…なんかもうアウトだよね…。
体温を測ると37.5度。
数年ぶりの発熱である。喉の痛みに耐えカタカタと震えながら、薬を飲む。
食事は食べられるものを食べ、眠る。多分アウトだと思うけど熱下がらないかな。


8月29日朝

目覚めてみると体が汗まみれ。
これで熱も下がって元気になれる?と思い、熱を測る。
37.8度
昨日より上がってる。これはもう確実にアウトだ…。
かかりつけの内科に連絡をしてみたが、検査をしていないとのこと。保健所に連絡をして検査をしている病院を教えてもらう。
発熱していて交通機関を使わずに行ける病院が1軒しかなく、そこに電話をする。
家族がどうであれ20代で基礎疾患なかったら見られません!ときつい口調で門前払いをされる。熱で弱っている中でそんな対応をされたらもう2度とその病院にはいかないであろうと心に決めた。
まだその時点で午前中だったため、都の抗原検査キットを申し込む。翌日には届くそう。


8月29日昼

さらに熱が上がっている気がしたので、熱を測る。
38.0度
今回の体温最高地点がここである。
つらい。職場に連絡をし翌日のお休みをもらう。
ずっと梨食べてお茶飲んでるだけになっている。
体重が3キロ落ちる。
口内炎ができていて、他のものを食べるのも辛かった。梨とお茶で繋いでいた。


8月29日夜

解熱剤が切れて、また熱が上がってくる。感覚でわかるため、熱を測らず解熱剤を飲む。
夕食で冷しゃぶを目の前にしたが、かけたドレッシングが悪く、酸っぱさしかわからない。この辺りで若干味覚と嗅覚がやられていた。


8月30日朝

朝起きて、熱っぽさがなくなっていた。
体温を測る。
36.7度
解熱剤の効果はすでに切れている時間帯である。解熱したようだ。ただ鼻水が止まらなくなっていた。ずるずるとしながら、抗原検査キットの到着を待つ。
ご飯を食べるタイミングを失い、ウロウロとただただ待っていた。


8月30日昼

12時少し前に抗原検査キットが届く。鼻をぐりぐりするタイプであった。自分でくすぐったいところをぐりぐりしてくしゃみが出てくるのがなんとも滑稽だなと思いながら、鼻をぐりぐりして検体をとり液と混ぜ、キットに垂らす。
15分から30分は待たなければいけないキットなのにも関わらずものの10秒で陽性のラインが出てくる。
でしょうね。
陽性者登録センターに登録をする。
陽性であることを職場に連絡して、休みをもらう。
ラインを見る限り私の他にも体調不良者が出た模様。職場壊滅するのでは…?と一瞬思う。それは現実のものとなる。
家族にも連絡をして次に何をすべきかを考えた。
ホテル療養の申し込みである。


続く