アヒルと琥珀

なんとなーくでいきてるひとがたまに書いてます。

焼きいも

焼きいも。
ここ数年美味しさがわかってきたもののひとつである。
熱々のさつまいもをほくほくと食べることが幸せだ。自然の甘さがぎゅっと詰まった焼きいも、考えるだけでじわりとよだれが出てくる。

焼き芋の軽トラを止めて買ったことがない。スーパーで売っているものかオーブンで焼いたものしか食べたことがない。
一回は買ってみたいのだけど、なかなかチャンスがない。「いしやーきいもー」と近くで音がして、多少身なりを整えて財布を持って外に出た時には軽トラの姿が既にないのだ。どこに行ってしまったのか…。

わたしの自宅付近にはブラックホールでもあって、焼きいもの軽トラがどこかに吸い込まれているのだろうか。いや、そんなことは普通に生きていたら絶対にないはずである。
トラックの荷台で作られた石焼きいもに今シーズンこそありつきたい。5〜6年同じことを思っている。だからこそ今年その思いを叶えたいのである。

数日前にランニング中に今シーズン初めての石焼いもの軽トラを見つけて、書きたくなった。
日中の日差しはまだ少し暑くて半袖が着たくなるけれど、秋は着々と深まっているのだと感じた。

書いていたら焼きいもが食べたくなってきた。